初めての快感

ひとり暮らしのある男性にとって、風俗にハマるというのは結構あることだと思います。
全ての人がそうとは限らないでしょうが僕を含めた悪友たちは一人暮らしを初めてハマってしまったものとして風俗がありました。

専門学生時代、奨学金も仕送りももらっていませんでしたがアルバイトを掛け持ちしていた僕はお金をかなり自由に使えました。

そして僕の住んでいるのはアパートの家賃の安い夜になっても五月蝿い風俗街の近くでした。
その分、部屋は広くて綺麗だったので満足していましたが…。

一時期本当に風俗にどっぷり通い、呼び込みのおじさん達と世間話をするほどになった僕は決まった店にお気に入りの娘がいました。
その人は身長が高いのにお尻と胸が突き出ていて、それなのにスレンダーでくびれがもっとも目を引くような学生が買える女性とは思えない美人でした。

それなのにその店は格安店で一万円ぽっきりなのです。
それだけに一番人気で予約は必須でした。

ある給料日。
予約を済ませていた僕はバイトが終わると胸を高鳴らせながら自転車をこぎアパートに急ぎました。

そして徒歩で3分とかからない風俗街へ。

どろどろの三角関係

20代前半のときに関わっていた某広告会社。
あれから数年経って、実は昼ドラさながらのどろどろした三角関係が繰り広げられていたらしいと聞いて耳を疑った。
久しぶりに集まって「最近どうですか?」なんて気楽な飲み会を開催していた。

そのときに、「いや〜、ほんとに大変な数年間だったよ。
」というカミングアウトをされて、根掘り葉掘り聞いてみた。
軽い気持ちで聞き始めたのに、思わぬディープな内容に胃もたれしそうだった。

その会社の私よりも年上のほんわかした女性が、まさか不倫をしていたらしい。
しかも、誰もが頼りにしていた敏腕上司と!その女性に好意を寄せ、不倫関係から足を洗うように促していた爽やか好青年の男性は、不倫上司の直属の部下。

そして、私は爽やか好青年の男性に想いを寄せていた。
あれ?三角関係じゃなく、四角関係じゃん!と、今になって考えてみると、なんとも面白い話。
でも、私は「想いを寄せていた」といってもかなりフランク。

「いつも爽やかだし優しいし、良いわ〜!」という程度。
しかし、爽やか好青年君はほんわか女性に本気で惚れていたそうだ。
告白したいけど、社内恋愛すると後々大変かな?と恋心を隠していたが、その女性がある残業の夜に泣きながら不倫の悩みを言ってきて顔面蒼白。

どろどろの関係に巻き込まれることになったらしい。
敏腕上司の奥さんを私も知っている。
女優さんのように美人なのに、肝っ玉母ちゃんタイプで、敵がいないような人だった。

そんな奥さんがいて幸せですね〜!と思っていたのに、不倫していただなんて!しかも、ほんわか女性のこと、私はすごく尊敬していたのに、不倫だったとは人間性は仕事上の付き合いだけでは決して分からないものである。